学校の休業が解除に

コロナウィルス禍による非常事態宣言がやっと解除になりました。学校も平常授業に戻すため、準備が始まっています。以前のような日常が取り戻せるまでには、まだ少し時間がかかりそうですが、それでも学校に行って友達に会えたり、授業が始まったりすることへの安堵を感じている方も多いと思います。

家にいることが当たり前になってしまった

しかし、長い間の休業期間だったために、家にいることがだんだんと当たり前になってしまいました。学校に行きたいけれど、一方では行きたくないという複雑な思いがあっても当然のことと思います。行きたくないなあと思いつつも、自分で登校できる子は、自分の感情をコントロールできている証拠です。「学校に行ってきなさい」と一括されて、しぶしぶでも登校できた時も、なんとかコントロールできていると考えてもよいでしょう。

多くの場合、学校に行って、平常授業に戻すための日程や時間割などの情報を仕入れ、授業を受けたり、友達と直接話したり遊んだりすることによって、学校に行けてよかったという感情を抱くことができます。

不安の要素を見つけ出しましょう

ところが、家を出ようと思っても、気力が出ない、玄関から出ようとしてもどうにも足が向かない、頭痛や腹痛などの身体状況が出て行くことができない、などの症状が出ているお子さんが、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時にしてはいけないことは、「学校に行きなさい!」と無理やり家から追い出すことです。何が学校に行きたくない不安の要素になっているのかを、見極めることが大切です。問い詰めるのではなく、じっくりと話を聞くことです。お子さんのタイプによっては、うまく話せないこともあるでしょう。そんな時には具体的な例を挙げながら一つ一つ確認していくことも方法です。絵を使って気持ちの整理をしていくことも効果的です。

お子さんが自分は出遅れているという思いを持つと、かえって焦ってしまい、逆効果を生んでしまいます。焦らず、寄り添うことが、お子さんの安心につながります。